こんにちは。
デザインチームのAです。
デザイナーですが、最近はもっぱらライティングをしています。
より効率よくライティングを進めるためにも
今回は前回に引き続き、車修理の事例ページ作成にあたって
「よくある車の故障と原因」についてまとめます。
車修理の事例作成をする他のメンバーの役にも立つかと思います。
エンジン加速不良
【原因1】エンジンオイル漏れ
エンジンオイルの劣化、エンジン内部に溜まった汚れがエンジンの動きを鈍らせます。そのため、エンジンオイルは定期的な交換が必要で、走行距離3,000km~5,000km、もしくは3ヶ月~6ヶ月での交換が理想的。
【原因2】スパークプラグの故障
車のエンジンは、吸気した空気とガソリンを圧縮してつくった気体を燃やして動力を生み出しています。その圧縮した気体とガソリンを混ぜた混合気に火をつける役割を果たすのがスパークプラグ。劣化すると、燃費が悪くなり、車の走行性能も悪くなってしまいます。走行距離が約2万kmでの交換が理想的。
【原因3】イグニッションコイルの故障
スパークプラグを動作させるためには非常に高い電圧が必要なので、イグニッションコイルという部品で、バッテリーから供給されている電気の電圧を増幅させています。イグニッションコイルが劣化すると、スパークプラグが動作せずガソリンを燃やせないので、車のエンジンがかからなくなります。走行距離10万kmでの交換が理想的。
【原因4】ATF(オートマオイル)の劣化
ATFはAT車のクラッチ操作やギヤチェンジの動作を行うための油。ATFの劣化は、ATミッションの滑りを引き起こします。ミッションが滑ると、「加速性能の悪化」「燃費の低下や変速の際にショックが発生」「動力が伝わらず走行不能」といったことが起きます。ATFの交換は、走行距離2万km、または2年が理想的。
エンジン警告灯の点灯
【原因1】O2センサーの故障
O2センサーが故障すると、エンジンの正確な燃焼状態が把握できなくなり、エンジンストップやアイドリング時の回転異常、マフラー触媒部が高温になるといった不具合を引き起こす危険性があります。また、燃料を余分に消費するようになるため、燃費悪化にも繋がります。
【原因2】エアフローセンサーの故障
エアフローセンサーが故障すると、計測される空気量と実際にエンジンに送られる空気量に差が生じ、燃料噴射が正確でなくなってしまいます。そのため、エンジン吸気系のトラブルが引き起こされるケースが多いです。また、メンテナンス不足でエアクリーナーやエレメントが汚れていても、エンジンに送る空気量が減ってしまうため、適切な燃焼ができず警告灯が点灯することがあります。
【原因3】イグニッションセンサーの故障
イグニッションセンサーは、エンジンの点火制御を担うセンサーです。エンジン点火に異常があった場合にエンジン警告灯が点灯します。異常を放置すると、エンジンストップを起こしてしまうおそれがあります。
【原因4】アクセルポジションセンサーの故障
このセンサーに異常があると変速や回転数に影響が出るため、アクセルを踏んでもエンジン回転が上がらないなど、走行自体にトラブルが生じます。
【原因5】バッテリーセンサーの故障
バッテリーが上がったときや、バッテリー交換時にバッテリー端子の接続トラブルが生じているとエンジン警告灯が点灯します。また、バッテリーセンサーの異常だけでなく、電圧の低下などバッテリーの寿命を知らせるために点灯することもあります。その場合は、バッテリー交換が必要。
以上、「よくある車の故障と原因【2】」でした。
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ここまで読んで下さり、ありがとうございました。