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スタッフブログ

2021年10月12日

システムチーム・勉強会をしてみました

こんにちは

システムチーム プログラマー / マネージャーのAです。

 

先日、

システムチームでは勉強会を行ったんですが

制作全般に通じる学びがあったので、共有します。

 

全員で同じアプリ(カレンダー)を作成しました。

 

上のキャプチャのような

「次へ」「前へ」が付いたカレンダーを、各スタッフが1から作成しました。

制限時間は60分。早い人で20-30分くらいでした。

 

同じアプリを作る前提なので

何を作ろうとしているのかが共有出来ており、

他人のコードが読みやすかったですね。

 

カンタンに読めるので、

自分と他人のコードを比較しやすい、

他人のコードの良いところを吸収しやすい時間でした。

 

特に、

上手に収まるスタッフのコードに傾向が見つけられたのは良かったです。

 

上手くいったスタッフのコードは、「決め打ち」が少なかった

 

よく「決め打ちの値」なんて表現をしますが、

「決め打ちの値」の数が少ないコード程、

時間内に要件を満たす傾向がみられました。

 

例えば

9月のカレンダーを表示させようと思ったとき

・9月のカレンダーは5行なので、行数を「5」とする

・9月最終日は30日なので、最終日を「30」とする

 

といった、固定の値ですね。

これらが少ないコード程、結果的に上手くいっていました。

 

「次の月」や「前の月」の行数や最終日はズレるので、

一度定義した値を変える必要がどこかで出てくる。

その分時間が掛かるんだと思います。

 

上手い人は

最初から「変化する前提」でコードを書いているので、

その分の時間が浮き、余裕が出たわけです。

 

しかも

「変化する前提」なので、バグが少ない。

というおまけつき。

 

 

 

値を慎重に決め打つことで、開発の品質が上がる

 

一度値を決め打ちすると

値に変化が発生した時には手間が必要。

また、

値が変化した際にはバグの発生元になる。

だから、値の決め打ちは慎重に。

 

と、1つの共通の認識を得ました。

コードレビューの時にも指摘しやすくなったし、

質問を受けた際の引き合いにも出来ます。

 

 

同じ何かを作って比較する勉強会のスタイルは

教育になり、また、共通認識を得るいい機会になる

という所だと思います。

 

機会があればまた実施出来ればいいなと思います。

 

 

 

 

 

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