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スタッフブログ

2021年5月26日

開発手記(3-1)デキテル・お客さま管理ツールリニューアル

こんにちは

シナジーデザイン プログラマー / マネージャーのAです。

今回は久しぶりに開発手記を残します。

新入社員の方向けです。

 

立場上。

他スタッフの開発については良く話しますが、

自分の開発についてはほとんど話さないので、

情報の共有になればいいなと思います。

 

 

デキテルは速度改善・負荷軽減が喫緊の課題

 

主力サービスのデキテルは、成長し続けており、

登録店舗数の増加ペースは以前よりも増しています。

とてもありがたい。

 

反面、取り扱いデータの量も増加して

各機能や画面のパフォーマンスが落ちこんでいました。

 

特に

デキテルのお客さま管理ツール(通称ログビューワー)は

色々と限界がきていました。

 

ダウンロードに時間が掛かったり、

ブラウザの応答に時間が掛かったり、

最悪ブラウザがクラッシュしたり、、、

 

そこで、

ログビューワーをリニューアルしよう、という話になりました。

 

自分の中では

「TTFBの短縮」

「並列・同期処理の徹底」

「Googleに負けない」

「洗練感の演出」

の4テーマをもって改修しましたので、

そのテーマを何度かに分けて紹介します。

 

 

テーマ1)TTFBの短縮

「Time To First Byte」の略で、

ブラウザが最初の1バイトを受信するまでの時間

をさします。

 

諸説あるんですが

「600ms」が1つのメジャーな基準になっています。

 

今回のリニューアルでは

「150~300ms」程度に抑えることに成功しました。

 

TTFBにこだわった理由なんですが

 

他スタッフがログビューワーを利用する際、

「あれ、応答が無いな。更新してみよ。」

という発想から、過度な更新が発生していました。

 

自然な発想だと思いますし、仕方ない事なんですが

この過度な更新が、サーバーに負担をかけていた。

 

なので、

「とにかく急いで何かしらの応答をして、待ってもらう」

ために、TTFBを短縮させました。

 

個人的な体感でいえば

ページ表示の初速は相当早くなった感覚があり、

まぁ及第点かな。という感じです。

 

 

今回はココまで。

次回は

「並列・非同期処理の徹底」

「洗練間の演出」

について書きます。

 

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