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スタッフブログ

2021年10月29日

開発手記(5-1)サーバー増強・見積り

こんにちは。

システムチーム プログラマー / マネージャーのAです。

 

4ヵ月間、従事していた大規模な開発業務が完了しました。

自分史に残る仕事になりましたし、

一般的にも、事例の少ない内容だと思います。

 

総括・情報の共有を目的にブログで振り返ります。

5記事、書くつもりです。

 

なお、

今回は、人に伝えるためのフィルターを少し弱めに設定します。

いつもはターゲットを意識して言葉を変換してるんですが、

ニュアンスを変えたくないので、素直に書きます。

ただ、少しでも読みやすい文章になるよう、頑張ります。

 

長くなりますが、

知見になると思うので、ぜひ最後まで読んでください。

 

 

はしがき)孤独な開発になってしまった

改修完了後

雨の中、代表と話をさせていただいたんですが、

今回の開発中、

「自分浮いてるな」

と思う機会が多くありました。

 

改修のコスト、リスク、リターンの割に

どうも周りと温度差がある。

 

理由はシンプルで、

情報を共有していなかったので、

周囲と情報量の差が出来ていたからでした。

 

本来は開発の合間に、

開発手記を投稿し、

情報量の差を少しでも埋めるべきだった。

 

もう遅いんですが、

それでも発信しないよりはいいので、総括を始めます。

 

 

精度 97.6% の見積り

今回かかった時間と、見積りは

【総計】
424時間51分 / 435時間27分

【誤差】
10時間36分(2.4%)

でした。

見積りの精度は、97.6%。

 

掲げた期日ほぼジャストに完了したので、

見積りが合ってる感覚はありましたが、

ほぼ完璧な見積りだったと思います。

余裕も無理もありませんでした。

 

上手く事を運んだ理由は明確で

① サービス内部に関する情報を多く持っていたから

② 週間のポイントを死守したから

の2つ。

 

① について。

デキテルのシステム内部に関しては

フロント / バック問わず、おおよそコードを把握しているので、

作る見積りの精度は比較的高くなります。

 

特に、

修正に時間が掛かりそうな個所がなんとなく分かるのは、

想定外を防ぐ、強力な武器になっています。

 

エンジニアに限らずでしょうけど、

やはり、

サービスを知りつくすことが

ストレスなく仕事を進められるようになる、

最短最速の方法で間違いないと思います。

PHPなど言語仕様に関しては、

一定の知識量を超えると、誤差です。

 

 

②について。

今回の改修に関しては

絶対にポイントを落とさない

と、決めつけて取り組んでいました。

多少の想定外があったとしても、

実装をショートカットして、一旦終わらせる。

という事をしていました。

 

 

実は、今回のタスクの特性として

・効果が分かり辛い

・大きなコストを割いている

・リスクも大きい

といった、負い目を感じていました。

 

だから、その上遅延するなんて全くありえない。

という心理状態でした。

 

結果、副産物として

19週連続でポイントを達成。

 

当たり前と言えば当たり前ですが、

「達成は、狙って出来る」を体現したと思います。

 

 

一旦、ここで話を切ります。

次は改修の中身について話します。

次→ https://syde.jp/w/archives/11471.html

 

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