こんにちは。
WEBデザイナーのKです。
僕は、3年前の6月、シナジーデザインに入社しました。
これは当時の自分のスキルをレーダーチャートで表したものです。
はい、ちょっとコーディングできるくらいのペーペーでした。
今思うと、どうして採用していただけたのか不思議でなりません。
業界未経験だった僕も、WEBデザイナーとして働き始めて3年経ちました。
今日は、3年間の成長を、これまでこなしてきた仕事を振り返りながらまとめていきたいと思います。
~6ヶ月 営業・マーケティングチームに所属
…
ご心配なく、あなたが読んでいるのは、WEBデザイナーの成長談です。
最初に見せたレーダーチャートの通り、
僕は、マーケティングスキルが皆無…
お客さんの業界のことは何にも知りませんでした。
集客が目的のホームページは、
いわばそのお店の「営業マン」です。
デザイナーはその営業マンをWEB上に作るわけですから、
その業界について知らないようでは、仕事になりません。
だからまずは、お客さんを知るために「営業・マーケティングチーム」に所属しました。
この経験は、今も活かされています。
具体的に何をしたかというと、
・車屋さんを対象としたホームページ作成のセミナー
・自社サービス「デキテル」のお客様サポート
・テレアポ
・ブログの執筆
です。
もちろん肩書きはWEBデザイナーなので、
そちらの力もつけるために、
課題としてバナートレースを100個やっていました。
バナートレースはこちらの記事で話していますので、また時間のある時に読んでみてください。
新人デザイナー育成 バナートレース100本への道①【1本目~10本目】
6ヶ月~1年6ヶ月 デザイナー見習い期間
ある程度、お客さんの知識や専門用語を身につけることできたので、
いよいよデザイナーとしての業務に携わることになりました。
当時、WEB業界2年、デザイン歴6年の先輩がいたので、
その先輩の部下として働いていました。
この期間にしていたことは
・先輩デザイナーのサポート業務(デザインパーツの作成やバナー作成など)
・お客様のホームページ更新
・自社サービス「デキテル」のデザインパターン作成とCSSコーディング
・勧誘メールの作成とHTMLコーディング
など、一人で作り切ることは少なかったですが、
モノを作って世に送り出すことを何度も経験しました。
このころは特に、納期とクオリティの両立に苦労しました。
1年7ヶ月~2年6ヶ月 デザインチームのリーダーとして働く
ここで、一つ皆さんに「昇格」について伝えたいことがあるんですが、
「リーダー仕事が問題なくできるから、リーダーに昇格する」と思ってませんか?
社会学の法則で「ピーターの法則」という有名な法則があります。
1.能力主義の階層社会では、人間は能力の極限まで出世する。したがって、有能な平(ひら)構成員は、無能な中間管理職になる。
2.時が経つにつれて、人間はみな出世していく。無能な平構成員は、そのまま平構成員の地位に落ち着く。また、有能な平構成員は無能な中間管理職の地位に落ち着く。その結果、各階層は、無能な人間で埋め尽くされる。
3.その組織の仕事は、まだ出世の余地のある人間によって遂行される。
つまり「有能な平社員だから、リーダーに昇格する」という方が正しいんです。
例にもれず、僕も「リーダーとしては無能」だったので(笑)
僕にとってこの期間は、
新しいステージへの挑戦の期間でした。
・自社サービス「デキテル」のセールスページ改修
・お客様のホームページリニューアル・新規案件
・システム案件のディレクション
など、まるでどうすればいいかわからないレベルの仕事をしていました。
ただ、ここを乗り越えたことで、システムに関する知識や、
ディレクションのスキルが大きく伸びました。
2年6ヶ月~3年 マネージャーとして働く
会社を大きくするためには、部下の育成が不可欠です。
会社としてもデザイナーの採用を進めていた時期なので、
普段の業務に加えて、
・部下のマネジメント
・アウトプットの管理
などの仕事に挑戦しましたが、失敗の連続!
何が問題だったのか、何が足りなかったのか、
社長や先輩マネージャーから学び、
今も挑戦を続けています。
まとめ!3年前の自分と比較
役職:見習い → サブマネージャー
給与:2.2倍
スキル:全部成長した
これが僕の3年間です。
思ってたデザイナー像と違うと感じる人は少なからずいると思います。
たぶん、「早い」と思ったんではないでしょうか。
僕も3年でここまで成長・昇格するとは思いませんでした。
この業界はただでさえ成長が早く、
ついていくのがやっとです。
ハッキリ言って、スピードと変化を受け入れることが出来ないと
WEBデザイナー、WEB業界で働くのはしんどいです。
逆に変化を楽しむ、変化に対応できるポテンシャルがあれば、
未経験でも、この先10年、20年と食べています。
簡単なまとめでしたが、
これからWEBデザイナーを目指す、
そんな人たちのためになる記事になれば幸いです。