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2010年7月23日

自動車整備業の現状 振興会のデータ

社団法人 日本自動車整備振興会連合会のホームページ内に
整備業界に関するデータが数多く掲載されています。

今回は「平成20年版 図で見る自動車整備白書」にも掲載されている
自動車整備業諸表をご紹介したいと思います。

このページは1ページだけなのですが、
整備業界の全体像をつかむのにとても役立つデータがそろっています。

その表によると、
平成20年の国内の整備売上高は約5兆7千億円
平成18年は約6兆円
2年間で市場が3000億円縮小していることがわかります。

逆に企業数は平成18年の約71,000社に対し、平成20年は約72,000社と
1,000社ほど増えています。

このデータからも競争が激しくなっていることが伺えます。

他のデータとしては
整備士さん一人当たりの年間整備売り上げ高が発表されています。

ディーラーさんとサブディーラーさんと専業整備工場さんと
3つのグループに分けて、それぞれの売上高が発表されています。

そのデータによると
ひとりの整備士さんが1年間に売り上げる整備売上高は

  • ディーラー 約 2,200万円
  • 専業の整備工場 約1,100万円

ディーラーが専業の整備工場の約2倍になっています。
労働時間にさほど差がないとすれば、
原因は時間工賃の差が大きいと思われます。

一方、整備士さんの年齢をみると

  • ディーラー 約 32歳
  • 専業の整備工場 約 47歳

20歳から仕事を始めたとしたら、それぞれの整備士さんの整備歴

  • ディーラー 約 12年
  • 専業の整備工場 約 27年

となります。
以上のデータから導けるのは
2倍以上の整備歴を持つにも関わらず、

専業整備工場の整備士さんの時間工賃は

ディーラーの半額になっているということです。

もちろん、統計資料ですので、
参考程度に見るのがよいと思いますが、
ひとつの現実を表すデータだとは思います。

上記のデータを見て、
整備歴が長く、たくさんの車を扱ってきた
ベテラン整備士さんの能力を上手にアピールして、
工場の売り・強みにすることを
弊社もホームページを作る時に
もっと意識していきたいとおもいました。

※ 日整連のページでは「整備要員」と記載されていますが、ここでは「整備士さん」と記述しました。

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