ホーム

スタッフブログ

2015年6月16日

PHP初心者講座その④

こんにちは。Aです。

引き続きPHP初心者講座の第4弾。
第3弾では入力フォームに何も入ってない場合の処理を行いました。→前回

blog_abe83

エラーは発生していないので、これからこのファイルを拡張していきます。
・・・が、その前に。
$_POST[‘naiyou’]と一々記述するのは手間なので、変数に代入してしまいましょう。

変数にデータを代入してみる

まず。変数とは何か。WikiPediaには以下のようにありました。
”プログラミングのソースコードにおいて扱われるデータを一定期間記憶し、
 必要なときに利用できるようにするためにデータに固有の名前を与えたもの”

つまり、$_POST[‘naiyou’]に「text」という名前を与えてあげれば、
以降は「text」と書くだけで $_POST[‘naiyou’] の値が利用できるわけです。
じゃあどうやって与えるかというと以下の通り。

$text = $_POST[‘naiyou’];

PHPでは ”$変数名=対象のデータ” の形で変数にデータを代入しています。
Javascriptでは”var 変数名 = 対象のデータ”の形で同じことが出来るように
言語によって少し記述方法が違うんですね。PHPなら変数名の前に$記号。
先のコードにそれらを追加してみるとこんな感じ。

blog_abe10

14行目で$text内に入力内容を代入して、16行目で呼んでいますね。
これは簡単なプログラムなのでありがたみが薄いのですが、
長いプログラムになると、こうでもしないとやってられなくなります。

さて。変数に入れて持ち運びやすくなったことですし、少しだけ冒険してみます。

データを区切って配列に追加する

まず。配列とは何か。WikiPediaには以下のようにありました。
”配列はデータの集合であり、添え字でここの要素を区別するものを指す”

そんなこと言われてもプログラミング始めたてでは訳分からないですよね。
結局、実際に見てみるのが一番なんだと思います。
blog_abe12

コードはこんな感じ。
blog_abe13

—————————————————————————————————-
“123456789”という文字列を入力する
→$textに”123456789”という文字列が代入される
→$arrという配列を宣言
→$textの中身をを1文字ずつ分解して、配列$arrに追加。
→表示
—————————————————————————————————-

という手順を踏んでいます。
関数str_split(文字列)は1文字ずつその文字列を分解して配列にする関数。
var_dump(値)では”とりあえず”値を表示しています。

Wikipediaの説明をこの例で言い換えるなら、
配列($arr)はデータ(1文字ずつ分解された$text)の集合であり、
添え字(0~8)で個々の要素(’1’~’9’)を区別するものを指すってとこでしょうか。
$arr[添え字]の形で個々の要素を指定できます。
例えば、$arr[0]は’1’ですし、$arr[4]は’5’。

数字が1ずつずれてる?→配列の添え字は0から始まるんです。
上の例だと↓こんな感じ。
————————————————–
添え字:0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8
データ:1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9
————————————————–

こんなややこしいことをして何になるの?って思いますよね。

でも、データを添え字の順番で表すって超便利。
その便利さを生かすためにも、次回は”ループ”の概念に触れてみようと思います。

求人バナー

このページの上部へ戻る