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2022年8月23日

120%のクオリティで作る

こんにちは。
デザインチームのUです。

補助金がらみで制作関係サービスの販売が好調、ということもあり
現在デザインチームでは、画像制作タスクが集中しています。

デザインチームなので、それが普通の状況ではあるのですが、、、
このタイミングでチーム内の体制を少し変えています。

チーム内体制の変更

具体的に言いますと、
これまでは、上司に直接クオリティチェックの依頼を出していたのですが、
現在は、まずはメンバー間でクオリティチェックを実施しています。

上司からのフィードバックを極力少なくし
担当者自身がクオリティを上げ切る体制になりました。

会社のアウトプット品質を保つため
最終承認は変わらず上司が行いますが、

上司からの助言の機会が減った中で
担当者自身が作り切らなければいけないので
「責任が大きくなった…」と感じているかと思います。

でも、実は責任は変わっていないんですね。

これまで、上司のサポートを手厚く受けていただけで
作り切る責任は最初から、担当者にあるからです。

クオリティを上げ切れず、差し戻し回数が増える

ここで、最初に起こる問題。
それは自身でクオリティを上げ切れない、ということです。

これまでは、細かく修正点が返ってきて
何度も繰り返し言われたところを修正して完成させていました。
言わば、変わりに作っていもらっていた状態なんですね。

それが、上司の助言少なくなったことで
「どこを直していいかわからない…」
となり、

そして
「いきなり助けてくれなくなった…」
となるわけです。

そうなると、
上司を助けてくれない、承認してくれない
敵のように感じてしまい、

どうせ承認が得られないならば、と
当たり障りのない、80~90%のクオリティの画像を
完成品として提出するようになります。

でも、考えてみてください。
自身で作り切るのは今回が初めてなのに
自身の中で80~90%のクオリティの制作物を完成品とする。

そうすると、
会社基準でいうと60~70%の完成度になるわけです。
当然、承認できないですよね。

120%のクオリティで作る

80~90%のクオリティが基準となっている場合は、
そこからの脱却が急務になります。

その基準となっている原因としては、
差し戻ることを前提に考えていることにあります。

ですので
差し戻らないことを前提として、
自身で
120%のクオリティで作りきる必要があります。

100%以上なんて無理じゃないか
と思われるかもしれませんが、

要するに差し戻しの指摘を受けても
言い返して説得できるレベルの物、ということです。

一つ一つ意図があって、
このパーツはこういう理由で配置しました…と

自信をもって言えるものである必要があります。

自分で作ったものを否定する

そのためには、
自身で作ったものを否定しながら作って行きます

完成した、と言えるものから、
そこで思考を止めずに否定していくんですね。

一度作ったものを自身で否定するわけですから
覆すだけのパワーが必要ですし
当然ストレスもかかります。

めっちゃ、大変そうですよね。

ですが、
世で活躍するクリエイターはそうやって
質の高いアウトプットを産み出しています。

デザインを否定することに日頃から向き合っていけば
クオリティを向上させるための考え方として、自然と行えるようになるので
ストレスも比例して少なくなっていきます。

まずは120%のものをつくる。
この基準で制作をしていきましょう。

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