こんにちは。
システムチーム プログラマー / マネージャーのAです。
4ヵ月間、従事していた大規模な開発業務が完了しました。
自分史に残る仕事になりましたし、
一般的にも、事例の少ない内容だと思います。
総括・情報の共有を目的にブログで振り返ります。
5記事、書くつもりです。
なお、
今回は、人に伝えるためのフィルターを少し弱めに設定します。
いつもはターゲットを意識して言葉を変換してるんですが、
ニュアンスを変えたくないので、素直に書きます。
ただ、少しでも読みやすい文章になるよう、頑張ります。
長くなりますが、
知見になると思うので、ぜひ最後まで読んでください。
はしがき)孤独な開発になってしまった
改修完了後
雨の中、代表と話をさせていただいたんですが、
今回の開発中、
「自分浮いてるな」
と思う機会が多くありました。
改修のコスト、リスク、リターンの割に
どうも周りと温度差がある。
理由はシンプルで、
情報を共有していなかったので、
周囲と情報量の差が出来ていたからでした。
本来は開発の合間に、
開発手記を投稿し、
情報量の差を少しでも埋めるべきだった。
もう遅いんですが、
それでも発信しないよりはいいので、総括を始めます。
精度 97.6% の見積り
今回かかった時間と、見積りは
【総計】
424時間51分 / 435時間27分
【誤差】
10時間36分(2.4%)
でした。
見積りの精度は、97.6%。
掲げた期日ほぼジャストに完了したので、
見積りが合ってる感覚はありましたが、
ほぼ完璧な見積りだったと思います。
余裕も無理もありませんでした。
上手く事を運んだ理由は明確で
① サービス内部に関する情報を多く持っていたから
② 週間のポイントを死守したから
の2つ。
① について。
デキテルのシステム内部に関しては
フロント / バック問わず、おおよそコードを把握しているので、
作る見積りの精度は比較的高くなります。
特に、
修正に時間が掛かりそうな個所がなんとなく分かるのは、
想定外を防ぐ、強力な武器になっています。
エンジニアに限らずでしょうけど、
やはり、
サービスを知りつくすことが
ストレスなく仕事を進められるようになる、
最短最速の方法で間違いないと思います。
PHPなど言語仕様に関しては、
一定の知識量を超えると、誤差です。
②について。
今回の改修に関しては
絶対にポイントを落とさない
と、決めつけて取り組んでいました。
多少の想定外があったとしても、
実装をショートカットして、一旦終わらせる。
という事をしていました。
実は、今回のタスクの特性として
・効果が分かり辛い
・大きなコストを割いている
・リスクも大きい
といった、負い目を感じていました。
だから、その上遅延するなんて全くありえない。
という心理状態でした。
結果、副産物として
19週連続でポイントを達成。
当たり前と言えば当たり前ですが、
「達成は、狙って出来る」を体現したと思います。
一旦、ここで話を切ります。
次は改修の中身について話します。
次→ https://syde.jp/w/archives/11471.html