昨日、千葉の認証工場さんとお話する機会がありました。
その時に話題になったことをまとめてみます。
飽くまでも会話のメモなので、あっている部分と間違った部分があると思いますが
軽い感じでご覧ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
整備工場の今まで
１ 目の前の仕事だけを真面目にしていれば、お客様は入ってきた。
２ 口コミや紹介でお客様が増えた。
３ チラシやタウンページに広告を出せばお客様がすごく増えた。
４ ホームページなんて持つ必要が無かった。
５ 「営業なんてする必要がほとんど無かった。」
まとめ
売り手市場 工場（供給）よりもお客様（需要）が多かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
整備工場の現在
１ 目の前の仕事を真面目にするだけではお客様が増えなくなった。というか仕事が減ってきた。
２ 口コミや紹介でお客様が増えなくなった。たまにあっても困ったお客様が多くなった。
３ チラシやタウンページはお金がかかるだけで、効果が目に見えて少なくなった。
４ ホームページを作ってみたけど効果がほとんど無かった。
５ 「営業しようとしてもやり方がわからない。」
まとめ
買い手市場 工場（供給）とお客様（需要）が同じくらい。
お客様が勝ち組整備工場に集中しだしている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
整備工場のこれから
１ 目の前の仕事がどんどん減る。お客様を増やす「仕組み」を作ることが重要な仕事に。
２ 口コミをするお客様自体が減っていく。
３ チラシやタウンページの効果がほとんど無くなる。
４ 勝ち組はホームページでお客様を増やしていく。
５ 「そのころには営業する体力もないだろう。」
まとめ
スーパー買い手市場
お客様（需要）が工場（供給）を大きく下回る。工場が淘汰されていく。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なんか暗いブログになってしまいましたが、
昨日お話した整備工場さまは非常に強い危機感を抱いておられたので
メモを残しておきたいと思って書いてみました。
現実に、首都圏、名古屋、大阪、福岡などの大都市圏ではお客様の奪い合いが激しくなってきています。
そして、その流れは地方にどんどん広まっています。
また、兵庫県の加古川市周辺のように、
場所によっては大都市圏以上の激しい競争が繰り広げられている地域もあります。
まさに日本の整備業界は「戦国時代」の様相を呈してきていますが、
工夫次第でその時代を生き抜けるはずだと思っています。
最後は手前味噌な話になりますが、
弊社も競争が非常に激しいホームページ制作業界にいます。
その中で何とか生き抜く術を考えた結果、
他社に先駆けて業種を特化したことで他のホームページ制作会社の差別化ができました。
おかげ様で現在はこちらからの営業をまったくせずに、
お問合せいただいた整備工場さまのお仕事だけで商売をさせてもらっています。
（もちろん、弊社の努力だけではなく、いろいろな方に助けていただいての結果です。）
今後も今までどおり、整備工場さまの売上を増やせる会社として成長していきたいと思っています。
競争が激しくなることは、供給側にとっては大変ですが、
競争は進化するための最も合理的なメカニズム
と言われているように、
競争によってお客様へのサービスの質は徐々に上がって行くと思われます。
そして、競争は価格競争だけではありません。
自分が勝てる場所を見つけ、そこで必死にがんばる。（ランチェスター戦略）
価格以外に提供できる価値を見つけお客様にアピールしていく。
弊社のクライアントさまでも何社かはホームページを作ることをきっかけにして、
自社の勝てる場所を見つけたクライアント様もいらっしゃいます。
そんな整備工場さんを1社でも多く増やしていきたいと思っています。
何か徒然と書いてしまって長くなりましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
