今日、お問合せがあったお客様から
聞かれた質問、
「サーバーって何? ドメインって何? 」 。
意外とよく聞かれる質問なので、ブログで解説いたします。
図にするとこんなイメージ
サーバーはネット上の賃貸マンション
ホームページは作った時点では
自分のパソコンの中にだけあります。
みんなが見れるようにするには
『インターネット』と呼ばれる場所にホームページを置く必要があります。
その置き場所がサーバーと呼ばれるものです。
賃貸マンションのように、レンタルで借りることが多いので
「レンタルサーバー」という言葉で表すことが多くなります。
分譲マンションのように買い取ったり、自分で建てたりする
サーバーもあります。
マンションごとに何畳とか、何へーベーとかの
スペースの大きさが違うように
サーバーも借りるものによって大きさが違います。
そして大きさによって費用が変わってきます。
スピードによっても価格が変わります。
賃貸マンションのエレベーターが遅いとイライラの原因になりますが
サーバーにおいてエレベーターの速度に当たるのが処理速度です。
処理速度が遅いと表示まで時間がかかったり、
一度にいっぱいの人が来ると底が抜けて落ちたりします。
と、まぁ、いろいろありますが
サーバーとはネット上に借りる賃貸マンションと理解していただくと
いいかと思います。
ドメインはネットに借りたマンションにかける表札
ドメインについてもよく聞かれます。
ドメインとは「○○.com」や「○○.co.jp」などで表記されるものです。
ドメインは世界に1点もので他の人に取られていると
取得することはできません。
実はレンタルサーバーさえ借りれば
ドメインは無くてもホームページは表示されます。
IPと呼ばれる数字、いわばサーバーごとの部屋番号が振られているからです。
ただ、部屋番号だけだと何か分かりにくいので
分かりやすいように文字が書かれた表札をかけちゃえ、ってのが
ドメインです。
このドメインにはいろいろ種類があって
.com
.gov
.jp
.us
.cn
などありますが基本的に「. (ドット)」の後ろは国や用途を現しています。
.comは英語の commercial (商業)の略
.gov は(government)で行政機関の略
. jp はもちろん日本
.cnはチャイナ、中国ですね。
この「. (ドット)」の後ろは国や用途の数だけ豊富にあるのですが
聞きなれないドメインは何か怪しいので
.comや.net または.jpなど一部に人気が集中している傾向にあります。
また、企業でよく使われている
「.co.jp」は日本の 企業を表すドメインですが
登録するためには登記情報を提出する必要があって
邦人登記をしていない個人では取得できません。
また会社ごとに登録できる「.co.jp」は1つまでです。
とまぁ、ドメインはネット上に借りたマンションにかける表札です。
表札だけではホームページを置く場所が無いので
意味がありません。
サーバーという賃貸マンションを借りて、そこにホームページデータを置き、
アクセスしやすいようにドメインを設定するとうのが
ホームページ開設の流れになっています。