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代表ブログ

2024年10月23日

地面が濡れているのは、雨が降ったからか

会社運営はタスクの集合体です。

タスクは成功するものもあれば失敗するものもあります。

成功する割合を高めつつ、
より付加価値の高いタスクに対応出来るように会社全体で取り組むことで
収益性の改善につながり、
メンバーの所得を増やし、お客様に提供できるソリューションの品質向上が叶うわけです。

その改善をするにあたって
重要なのは
問題点の分析です。

これが非常にぬるいあまいあさいやばい
です。

漏れやダブリだらけで
非常に浅い。

いちおう、これでもビジネスの世界で経営をかじってから25年経っている自分から見ると
10年未満のメンバーの判断は非常に危うく、頼りなく見えるわけです。

それを改善する方法を伝えます。

それは

AならB

だけではなく

BならA

も検証することです。

多くのメンバーは

AだからBです。
だからAをします。

みたいな改善策を出してくるわけですが、
それだけだと浅くて、裏付けが出来ていない改善策になります。

それを承認して実行すると、また別の問題が起きてくる、

そういうイタチごっこの状況にほぼなります。

うん、なります。

例えていうと

雨が降ったら地面が濡れます。

みたいな論法なわけです。

でも

地面が濡れているのは雨が降ったから

だけではないですよね。

オッサンが水をまいたかもしれないし、
地下水が漏れてきているかもしれない

そのBからAの検証をしないまま

AならBだけで問題の解決策を出してきていることがほとんど。

BならAの検証をする役割が上司の役割、となっていて
部下が成長しない一つの原因になっています。

それらを改善するためには
AならB

という答えが出たなら

必ず

BならAなのか

を検証することです。

そうすると

CでもA

になることもあり、

DでもAになることも発見できるはずです。

CでもBになることもあれば
CならDになることもある。

なんかこんがらがってきたと思いますが、

より複雑で不明確で不確定な、CUA要因の高い判断に少しずつ慣れていく姿勢が
仕事が出来るようになり、
自分の付加価値を高め、
給料を上げる方向にあることを理解し、
しっかり
BならA、つまり反証をするクセを付けましょう。

自分もこの文章を書けば、皆が反証するようになる、とは思っていません。
他にもいろんな方法があるはずなので、
それらを組み合わせてみんなの改善力を高めていきたいと思います。

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