自分はどうせできない。
そうなってしまったら、踏ん張りが効かなくなります。
だってできないんだから、しょうがないですよね。
踏ん張りが効かなければ、今までできたことがないことは、ずっとできないままです。
同じように同じところで失敗します。
できないことができるようになる
が成長の定義なら、
ずっと成長しないことになります。
できない状態からスタートするのは悪いことではありません。
皆最初はできないという認識からスタートします。
それでもできるようになる。
できることを目指してスタートするのに、
失敗が重なると、
「自分にはできない。」
「自分はダメだ。」
みたいな考えが頭に浮かんできます。
でも、それは分析ではなく、
逃げ
です。
自分がダメなら、できるように頑張る必要がないからです。
頑張ってもダメなのであれば、頑張る必要ないですもんね。
でも、独学でプログラムやデザインを身に付けてきた自分の経験からすると、
できないの向こう側にできるがある
と言う感覚を持っています。
できないから、自分がダメだと言うように、自分の能力やポテンシャルに逃げない。
そこに逃げちゃうと、踏ん張りが効かなくなって、頑張ること自体を辞めてしまうからです。
では、なぜ自分がプログラムやデザインを身に付けられたかと言うと、
20代の時に営業マンとして会社の中でトップに近い成績をずっと維持して(トップになったこともあります)、
その営業で独立をして、
一応営業のプロとしてやってきた自信があるからです。
営業も技術職です。
そして会社で教えてくれるのはあくまでほんの一部でしかありません。
独学でいろんな技術を身に付けていく職業です。
独学は独りで学ぶと書きます。
独りで学ぶためには、
きっちりスケジュールを立てて1つずつこなしていくみたいなことは機能しません。
それだと自分との戦いになって勝てない。
自分が営業マンとして、
独学で技術を身に付けられたのは、
売らないとクビになる
と言う厳しい環境だったからです。
当時借金も結構あったので、
営業マンとして成功しなければずっとフリーターのままで過ごさないといけないと本気で思っていました。
実際、その前に5年間フリーターをしていたので、本当に強い危機感を持っていたと思います。
その後は独立してしまったんで、
「売らなきゃ食えない」
「ホームレスになる」
って本当に思っていたので、
街中で佇んでいるホームレスの人を先輩と呼んでた時期もありました。笑
いつホームレスになっておかしくないって本当に思いながら仕事をしていた覚えがあります。
技術を身に付けたり、成長するためには、
1番最初に、
自分を信じられる何かの成功をする必要があります。
それまで成功していない状態で、成功するためには、
厳しい環境を受け入れて、その中で必死にもがくしかありません。
その環境の中で、何か1つでも自分を信じることができるようになれば、
それ以後も独学でいろんな知識を身に付けていけるようになるんじゃないかなと思います。
できるだけ若いうちに、厳しい環境の中で、
約束したことをやり切ることが、最初の成功です。
逆に、約束を破っていけば、どんどん自分が嫌いになります。
自分を信じると真逆の行為ですね。
いまうちの会社でうまくいってない人たちも、失敗して、
「自分はどうせダメなんだ」
「できないんだ」
と言うことを証明しようとしてるようにしか見えないことがあります。
ダメだからできないんだと言うキャラクターを作って、
それを言い訳にして、最初に約束した
一人前のプログラマーになるとか、
一人前のデザインになるとか、
一人前のビジネスマンになる
って言う約束を完全にどっかにやってしまって、
ただだめな自分が会社に行って、
その時間働いて、
たまに怒られて、
お金を稼ぐそのために時間をつぶしてるようにしか見えない時があります。
それをしても意味がないし、最初からそういう約束で入社したわけではない。
その辺をもう一度思い出してもらえれば、何か変わるきっかけになるのかなと思います。
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