ホーム

スタッフブログ

2023年4月20日

ロゴ制作について

こんにちは。

デザインチームのUです。

 

シナジーデザインでは

様々なデザイン業務が発生しますが、

 

・デキテルのテーマデザインの作成

・制作代行の画像作成

・自社ブログの挿絵の作成

・ロゴの制作

・印刷物の作成

等々

その内容は多岐にわたります。

 

今回取り上げるのは

最近、制作する機会が増えてきました

ロゴ制作について、です。

 

ロゴ制作の業務

この世に存在する

 

企業や

サービスや

プロダクトなど

 

ほとんどのモノには、ロゴは存在していますよね。

 

ロゴとは、

企業やサービス・商品の思想・使命・志などの根本の考え方・あり方を言語化し、

文字やマークに落とし込んだもの

 

とても重要なものなんですね。

 

過去にロゴ制作を専門に仕事をしていた事もあり、

現状ではロゴ制作のほとんどを自分が担っていますが、

今後、デザインチームの他のメンバーも自身で考えて制作できるようになることを期待しています。

 

そこで、今回はロゴ制作にあたり

自身が行っている事を書いていきたいと思います。

 

CI(コーポレート・アイデンティティ)やVI(ビジュアル・アイデンティティ)から入ると

ブランディングがメインとなり内容が複雑化しますので、

まずは、より作業ベースの部分となる、

制作過程のアプローチや技術面を中心に書いていきます。

 

 

1.コンセプトを考える

 

ロゴを作成するにあたり、

まずはコンセプトを考えて全体の構想を練っていきます。

 

マインドマップに情報を書き出していき、

ひとつひとつ情報を整理していくとわかりやすいです。

 

車屋さんを例に書いていくと、

・企業理念

・抱えている問題

・ストロングポイント

・売り出したいメニュー

・取扱い商品

・地域での立ち位置

・ターゲット

・得たい、与えたい効果

 

などなど、

さまざまな角度から切り込みます。

 

これらに優先順位を付けていき、情報を整理していくと

大きく分けて大体2~3くらいのグループにまで

区分けすることができます。

 

それらの区分けした情報を元に

さらに優先順位をつけ、コンセプトを決めていきます。

 

 

2.紙ラフを書く

次に1.で決めたコンセプトを元に、

手描きで紙に落としていきます。

 

この時点でより具体的なところまで詰めていき、

・マークの種類

・書体

・配色

・表記名(日本語・英語など)

・情報量

など細部のディティールまで描いていきます。

 

 

マークの種類については、

大きく分けて

・抽象的な表現ロゴ(ナイキなど)

・具体的な表現ロゴ(すき家など)

・キャラクターロゴ(ヤマト運輸など)

・頭文字ロゴ(Adobeなど)

・ワードロゴ(SONYなど)

があり、

コンセプトをシンボライズ化するにあたり最適な表現を吟味します。

 

 

3.データラフを作成

紙に書いたものを実際に再現していきます。

紙ラフで考えたことを起こしていき、

全体のバランスを確認します。

 

ここでは枠をなぞった大まかな再現でOKです。

 

紙ラフでしっかりと明確化できていれば、

ここはあまり難しいフェーズではありません。

 

4.カンプの作成

粗く作ったデータを清書し、

完成系へと仕上げていきます。

 

同系書体をいくつか並べて、よりコンセプトにあった書体を検証していきます。

 

細部の微調整を残して、

この時点でほぼ完成系として固まったデザインになります。

 

5.完成データの作成

細部のディティールを仕上げていきます。

 

ロゴが使用される背景色やサイズ、媒体など

使用シーンを考慮した調整をかけていきます。

 

・0.1mm単位の文字間の調整

・パスの微調整

・カラーの微調整

 

など、視覚効果を意識した完成度の向上が主になります。

 

まとめ

内容からくる重要度・時間配分でいうと

1≧2>5>3≧4

といった順番になります。

 

このあたりは、普段行っている画像制作と

順番が少し異なってくる部分かなと思います。

 

表現できる範囲は文字とマークのみと限られていますので、

難易度は高いものになりますが、

ここができるようになると現状から一段成長できます。

 

各メンバーが制作できるようになるよう、

今後も社内勉強会などの機会を設けて伝えていきたいと思います。

求人バナー

このページの上部へ戻る