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スタッフブログ

2022年6月10日

プログラムの 上手な 読み方

こんにちは

システムチーム プログラマー / マネージャー のAです。

 

部下から

「どうしてそんなに早くプログラムを読めるんですか?」

と質問を受けました。

 

考えた所、

無意識に習得したスキル・ノウハウがあったので

言語化して回答します。

才能ではなく、テクニックの話です。

 

 

大事なコトは、最後に書いてある。

プログラムは上から下に動きます。

一番下に書かれたコード が、そのプログラムの「結論」です。

 

 

人間の言語は「まず結論から」なんですが、

プログラミング言語は逆なんですね。最後に結論があります。

 

だから、

まず、一番下のコードを確認して、

「なんか違う」と思ったら飛ばします。

ファイルや関数は、まずは、一番下のコードから読みましょう。

 

 

変数名から、中身を決めつけて、読み飛ばす。

イメージとしては

名前から中身を想像して、「決めつけて」、読み飛ばす感じ。

とにかく、読む量を減らす。

 

 

もし決めつけが違っても、やりなおせばよいだけです。

ファイル名、変数名、関数名、クラス名、全てに使えます。

 

自分は「命名」に関して神経質なんですが、

適当な命名だと、中身の決めつけが難しくなるのが理由の1つです。

 

あと、

中身の想像ができるようになると、

未経験のプログラミング言語でも、ある程度読めます。

個人的には

C++でも、Javaでも、Golang でも、何でもある程度は読めます。

お作法を知らないので、書けないですけどね。

 

 

何を探しているのか、言語化してから読む

探しモノが何か分からないのに、何かを探しても見つからないです。

 

 

初心者の方は、

何を探してるのか分からないまま、

漫然とコードを読んでいることが多いように見えます。

自分の問題を全て解決してくれる、

奇跡のような情報を求めて、コードを読んでいる。

残念ながら、そういった情報はありません。

 

とにかく、

コードを読む前に、

「何を探しているのか?」「どんな情報が欲しいのか?」

を言語化してから読みましょう。

 


 

細かいテクニックはまだあるんですが、

大事なモノは以上の3つとなります。

カンタンに説明したので、若干の語弊はあります。

 

これ以上細かいテクニックを書くと情報がブレるので、

この辺で止めておきます。

もし気になるようなら、話しかけてください。

 

 

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