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スタッフブログ

2021年9月13日

“実装者目線”と”ユーザ目線”を切り替えられるようになるために

こんにちは

 

システムチームのKです。

 

モノづくりをしていると絶対に発生するフェーズ

「セルフテスト」

 

もっと具体的に言うと、

 

作ったものを”ユーザー目線”で見て成立しているか確かめること

 

今自分がホントに苦手としていることです。

体感的には実装よりも難しいと感じます。

 

いきなり自分でつくったものを、

ユーザーになって見ようとしても無理です。

 

絶対に実装者目線というノイズが入ってしまいます。

 

でも良いクリエイターになるには、

この実装者目線とユーザー目線をうまく切り替えることができるべきです。

 

そこで、切り替えができるようになるために、

自分がやっていることを書いてみようと思います。

 

セルフテストの環境をガラッと変える

 

これは一番実践しやすい方法です。

 

・ブラウザを変える

・解像度(ウインドウサイズ)を変える

・端末を変える

・自分の席から移動する

 

これだけでも、

実装中には気づかなかった問題点がボロボロ出てきます。

 

当たり前の行為に見えますが、

意外とできていないと思います。

 

上で挙げたのは業務中を前提としていますが、

実は一番気づきが多くなるのは、

 

「自宅でご飯食べながら何気なく操作しているとき」

 

です。

 

完全に仕事モードをOFFにしている状態なので、

ちょっとした違和感も気になります。

 

何か見つけたときは、スクリーンショットを撮って、

無人のチャットルームに送信しておき、

次出社したときにまとめるということをしています。

 

 

ユーザーのフローを書き出す

頭の中で「ユーザ目線、ユーザー目線」と唱えてもうまくいきません。

 

そんな状態でセルフテストをしても、

同じ方法へマウスを動かしたり、視線がある一定の位置にとどまったり、

体が操作を覚えてしまっていますから、結局自分の都合の良いようにとらえてしまいます。

 

操作しながら考えるのではなく、

あらかじめどう操作するのかをまとめてから、テストするようにしています。

 

まとめることで、

「そういえばここで導線が切れている」

「このままでは機能が変わったことが伝わらない」

など、操作せずとも問題点が浮かんできます。

 

 

他人のテストを後ろから見る

テストで出てきた結果

 

も大事ですが、

その結果に行き着くまでの操作が非常に有益です。

 

先ほど話したように、自分のマウスや視線の移動には癖がついてしまっています

 

他人のテストを見ることで、

「あ、そういう操作もするんだ。じゃあここはダメだ。」

新しい気づきが出るので、

 

テストの要綱を5分くらいで説明がてら、

その人のテストを見るようにしています。

 

 

慣れてきたら、こんなことしなくても普段から

目線を切り替えることができるのだと思いますが、

今の自分は実装者目線が染みついてしまっているので、

矯正の意味を込めて書き出してみました。

 

同じ問題にぶつかっている方は、

参考にしてみてください。

 

 

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