こんにちは、
総務チームのSです。
シナジーデザインの売上の約75%を占める、主力サービスのデキテル。
シナジーデザインの社員で
デキテルに関わらない人はいません。
2020年12月でサービス開始10周年を迎え、
お客様にもアピールしておりますが、
現メンバーの8割以上がデキテルの歴史に半分も携わっていないと思います。
今回は時間が許す限り、
デキテル10年間の歴史やイベントをまとめてみました。
2010年に誕生
2006年4月1日に法人として設立後、
先に誕生した車検予約コム(https://www.skcs.net/)。
登録者数No.1の車検ポータルサイトとなり、
ご利用いただいている整備工場さまの声から、2010年12月にデキテルは生まれました。
「直感編集」と呼んでいるワンクリック編集の機能は
車検予約コムで既に備わっていて、
同じ操作感で8ページ以上の自社サイトが簡単に完成します。
通常は契約後にしか
完成形を見ることができなかったホームページですが、
契約前2週間のお試し期間中で
お金を出す前に完成形が見れてしまう、画期的なサービス。
最初から「出来ている」、
これがデキテルの名前の由来です。
もう「デキテル」。
これによって、社内でホームページの実物を見せて稟議をかけてもらうことが可能となりました。
まず、こういった「どうやって売るのか」を考え、
そこから制作物を発想していったそうです。
経験の浅いメンバーたった数人で、
他の売上を止めて
毎日終電まで残り、
なんと3~4ヶ月で制作したそうです。
ですが命を削って作っても
最初は全く売れず、
会社のお金もゼロになり、
デキテルを売却しようと思ったこともあると、代表の過去のブログで読みました。
・月額費用 9,900円のみで利用できる
・訪問販売しないスタイル
等は、販売当初からずっと変わっていません。
また、
・在庫車の掲載
・地図の埋め込み
・アクセス解析
等は最初から付いていたというので、凄いですよね。
2011年~新機能がぞくぞく追加
▼ 2011年6月頃のSP
【2011年7月頃】
文字の編集時に
・色、大きさ、太字などのカスタマイズが出来るようになりました。
・テキスト内にリンクを挿入できるようになりました。
文字装飾は、最初の頃はなかったんですね。
今までより多彩な表現が可能になり、
オリジナル感が増して喜んでいただけたのではないかと想像できます。
【2012年2月頃】
・写真だけでなく、Youtube動画も掲載できるようになりました。
・メタタグ編集が出来るようになりました。
業者に依頼した場合
数万円~数十万円請求されるような検索エンジン最適化(SEO)を、
自分で実現することも可能になったんですね。
SPの変化も交えてご紹介
▼ 2012年8月頃のSP
これまでは、キャッシュを見る限り
コンテンツに変化はあるものの
基本のデザインはずっと同じだったように思いますが、
2012年にスライダーやサイドバーが付いたデザインに変更されています。
このデザインは
約8年の時を経てまた登場するので、見覚えがあります。
また、2014年以降は特に
SPに力を入れて、思考錯誤されていたのかな?と思います。
自分の入社前、かなり古いはずなのに見た事があるものもあれば、
改善のためすぐに取下げられたのか
あまり覚えがないものも、正直あります。
※ キャッシュのため崩れがあります。
▼ 2014年4月頃のSP
【2014年7月】
・在庫車ブロックの大幅リニューアル
掲載できる画像枚数が「8枚」→「50枚」に大きく増え、
Gooやカーセンサーから情報を取り込めるようになりました。
その他細かい修正や機能追加が多数なされ、
デザイン面もパワーアップしたようです。
・レスポンシブ対応
スマホ専用デザインが追加され、
スマホでページを見た際は自動で表示されるようになりました。
2011年頃、既に一度
「スマートフォンページ作成機能」があったようですが、
おそらく今のように自動対応ではなかったものと思います。
自分で調整しなくても崩れることなく勝手に連動し、
最適なページを表示できるのは画期的ですよね。
▼ 2014年11月頃のSP
【2015年1月頃】
・サイト診断機能が追加されました。
現在のサイトの状態を自動で診断し
指標とグラフで表示、
さらに診断結果に応じて改善のアドバイスも掲示され
自社サイトの状態を一目で把握できるようになりました。
これも今は当たり前の機能ですが、凄いです。
▼ 2015年8月頃のSP
▼ 2015年11月頃のSP
▼ 2016年10月頃のSP
▼ 2016年12月頃のSP
【2017年3月】
・契約数 300件突破!
【2017年7月】
・サーバー移転
お客様が増えたことでサーバーの負荷が上がり、
システムの速度が遅くなるなどの影響も出ていました。
深夜に出社し
システムを7時間ほど止めて
最新のサーバーに移転する作業がなされました。
300社様ものホームページを管理し
最小限の影響で済むよう神経を使って準備や作業を行うことは、
とても難易度やストレス度の高いものだったと想像できます。
▼ 2018年2月頃のSP
【2018年2月】
・デキテルアワードの開催
2017年、ホームページ集客に成功された店舗様を表彰し
成功事例を共有することで、
他の店舗様のヒントになれば、と開催された企画です。
表彰の様子はYouTubeライブ(https://www.youtube.com/watch?v=sqBfwM1G_2k&t=2s)で生配信され、
まだあまり普及していなかったリモートでのインタビューや
動画配信のノウハウも手に入れ、
会社として大きな経験となりました。
【2018年5月】
・電子書籍「車屋さんはWEBで集客できる」をリリース
ホームページ集客に成功している実際の実例を中心に、
今すぐ実践できるノウハウを紹介した電子書籍をリリース。
デキテルをご利用いただいているお客様には無料で、
さらにAmazon(→リンク)でも販売しています。
▼ 2018年8月頃のSP
▼ 2019年5月頃のSP
▼ 2020年5月頃のSP
▼ 2020年8月頃のSP
【2020年9月】
・契約数 500件突破!
・ECサイト化
補助金がきっかけとなりカート機能が搭載され、
ネット上で車両やパーツの販売ができるようになりました。
▼現在
【2021年4月】
・デキテルMAX(https://dekiteru.jp/max/)の販売がスタート
これまであった
制作代行、編集代行、SEO、画像制作プランなどの有料オプションプランに、
専任の担当者が集客最大化をお手伝いする「デキテルMAX」が追加されました。
月額 99,000円の大きなプランとなっており、
現在1社目の契約に向けて、皆が動いています。
まとめ
…もっと知りたくなってしまいましたが、
時間の関係上ここまでにします。
他にも表に出ていないけれど
大きな改修やトラブルなども数え切れないほどあり、
全部が積み重なっての今だと思います。
今は当たり前の機能も、
入社時から既に何百社あった契約数も、
当時携わったメンバーの想いや歴史がたくさんあり
何十名もの制作・販売担当者が繋いでいっているのだと
知ることができました。
歴史を知ることで今後の未来に繋げていかなくては、とより思わせられます。
さらに10年後には、
どこまでパワーアップしているのか楽しみです。