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2021年4月20日

デザインにおけるセンス

こんにちは。
デザインチームのUです。

デザインにおいて

よいデザインを見ると センスが良い と褒めたり、、、
うまく行かないと センスが悪い と落ち込んだり、、、

特にデザインを始めたての頃は
センスという言葉に振り回されやすいのではないでしょうか。

このセンスの正体について書いていきたいと思います。

「センスがない、という言葉は使わないようにしている」

先日、デザインミーティングを言っていた際に、
社長が言っていた言葉です。

そういった経緯もあり
今回ブログのテーマにすることにしました。

よくよく考えると
自分も意図して使わないようにしています。

なぜかというと
その一言で収めてしまうと
何も問題が解決しないからです。

センスで処理をするのは逃げ

思い起こせば
デザインを始めた頃は
自分もこの言葉に振り回されていたような気がします。

デザインが上手くいかない原因を

センス

という一言で片づけて、処理をする。
そうして心の折り合いをつけていたのかもしれません。

その頃は独学だったこともあり
見よう見まねでカタチから入っていたので、
デザインに対する知識が非常に乏しかったのも要因だったように思います。

でも
そこで処理をしてしまうと、
次回同じケースに遭遇したときに、同じ失敗を繰り返してしまいます。

センス の一言で片づけず
言語化する必要があるんですね。

センス=知識+α

くまモン等で有名な水野学氏の著書で、

「センスは知識からはじまる」というタイトルの本があります。

有名な本なので、ご存じの方もいらっしゃるのではないかと思います。
本質をついていて頭にも残るので、素晴らしいタイトルですよね。

まさに、
センスがいい笑 と思います。

この本のタイトルにあるように、
センスといわれるものの正体の8割は
知識量にあると思います。

知識がない状態で良いデザインができないのは当然で

原因は

センスが無い
のではなく
知識が無い

だけです。

なので、
知識が無い段階では
センスという言葉を使うべきではないんですね。

では、
知識を除いた残りの2割は何なのでしょうか。

センスの正体は応用力

代表ブログにもありますが、
デザイナーはDJであるべきです。

つまり、
そのケースにあった知識を選んで、応用していくんですね。

センスがいい と言われるデザインは、
ようするに応用力が優れているということなんです。

デザインをはじめたての頃は、
作るだけで精一杯で、中々応用まで頭がまわらないと思います。

シナジーデザインではその部分を補うため、

デザイナーの課題として
デザインのトレース  アレンジ を1セットで行っています。

なので、課題でアレンジを行う際は、
色や文字を変えるだけ、のような作業で行うのではなく

使用するケースを想定して、
最善の方法を考えて作りましょう。

そうすることで、
身につくスピードも変わってくるはずです。

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