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2016年6月9日

車とエネルギーの関係変化がもたらす整備工場への影響とは?

世界初の停めているだけで充電できる車!?

参照:http://toyota.jp/new_priusphv/equipment/

参照:http://toyota.jp/new_priusphv/equipment/

世界初太陽光パネルを搭載した新型プリウスPHVがもたらす、
車とエネルギーの変化について考えてみたいと思います。

トヨタ自動車が2016年5月30日同年秋に発売すると発表したプリウスPHVは世界で初めてソーラー充電システムを採用した車輌です。

プリウスPHVのソーラー充電システムは、
車両のルーフ部分に太陽光パネルが搭載されており、
太陽光発電により駆動用バッテリーおよび12ボルトバッテリー系統へ電気を供給を行う仕組みとなっているようです。

太陽光パネルを搭載することで、
車輌を駐車しているだけで電力の充電が行えます。

充電スタンドがない駐車場や災害等で停電した場合でも、
車輌駐車しているだけで太陽光によりバッテリーが充電できます。

環境対策としての取り組みの観点から見ても、
太陽光パネル搭載車は非常に注目されています。

2030年には水素社会が到来⁉︎クルマが生み出す電力とは一体⁉︎

次に新たなエネルギーとして注目されている水素(燃料電池自動車(sc部位)など)についてまとめてみます。

電気自動車の分野では、
テスラ社などが販売台数を伸ばし注目を集めていますが、
2030年の車の形としてトヨタが用意したコンセプトカーは、
車が電力を生み出すエネルギーインフラになるといったものでした。

トヨタが考える2030年は、
水素社会が実現したことを想定してのコンセプトカーとなっており、
車を走らせることで車自身が電力を生み出すエネルギーインフラとして機能していくミライが示されていました。

もちろんこうした未来の実現にはたくさんの課題が残されています。

例えば、LCVや水素インフラの普及が軌道に乗るかという点で問題があると考えられます。

ただこうした動きを見ていると、
ミライでの車とエネルギーとの関係性が、
今とは全く違った方向性で進んでいきそうだということが感じ取れます。

ハイブリッド車輌は日本基準⁉︎世界基準と日本基準の違いとは⁉︎

最後に、前項でご紹介してきたことが世界規模としての取り組みなのか?
について考えてみます。

世界基準のエネルギーと車の動きは果たしてどういう動きとなっているのでしょうか?

まず初めに取り上げたいのがハイブリッドカーです。

日本では年々右肩上がりで販売台数が伸びています。

2015年8月のトヨタによるハイブリッドカー世界販売台数の発表では、
18年間で800万台を突破したと発表されました。

ただ、その800万台の内訳を見てみると、
最も多いのが日本で3,88万7,800台。
北米では278万9,400台、欧州は93万100台となっています。

この数字を見ると北米・欧州でハイブリッド車はあまり普及しておらず、
ハイブリット車輌は日本独自のガラパゴス車輌化しているとも言えます。

背景には、
日本と海外の交通事情の違いなどが影響しているようです。

日本では渋滞が多く走りっぱなしと言う事は少ないです。

ただ、海外では渋滞も少なく高速道路の速度制限も高いのが一般的なので、一般道、高速道ともに日本よりも平均速度が速いのが特徴です。

この事情により、
ハイブリッドカーの弱点である小排気量かつ低パワーが浮き彫りとなり、
海外ドライバーからハイブリット車輌が受け入れられにくくなっているようです。

また、環境配慮の考えも異なるため、
ハイブリット車輌が思ったほど浸透しないという結果に結びついていることが推測されます。

逆に、欧州で普及しているクリーンディーゼル等は、
今のところ日本ではあまり数を見かけません。

このように、
世界基準と日本基準で多少異なった環境配慮または、エネルギー対策がなされているので、
今後どのような車とエネルギーの変化が待ち受けているのかをしっかり見極める必要があります。

車のエネルギー変化がもたらす整備工場さまへの影響は!?

整備工場様の場合は、
エネルギー変化に伴う車輌性能の変化が、
入庫する車輌への変化に直接結びつくことが予想されます。

ですので、集客をする上でも、エネルギー変化に対応した設備や技術の獲得が必要となります。

もちろん、WEB集客の観点から見ても、
新たな変化への対応をホームページやブログに打ち出す必要が出てきます。

ホームページのリニューアルや、ご自身での情報発信など、
WEB集客への取り組みも並行して行うことで、新たな集客にも結びつくことが考えられます。

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