こんにちは。Mです。
中古車や新車、未使用車など「車販」がメインのホームページで
アクセスを上げるコンテンツ作成方法について、社内ミーティングで出た案を公開しようと思います。
どのくらい効果が出るかは検証段階ですが、
SEO的にも、コンテンツ的にもきっと面白いものになると思います。
その名も、「マイカータイムライン」
わかりやすくするために名前を付けてみましたが
特に難しいことは何もなく、新しいブログ記事の「書き方」のお話です。
通常、車販サイトで日々更新される記事・コンテンツには
・在庫車情報
・納車情報
・お客様の声
などがありますが、これらを
車1台ごとに時系列で紹介する記事にしてしまう、という書き方です。
例えば
仕入れ → 整備 → 商談 → 販売・納車 → アフターサービス
といった具合で、お車の辿った道筋を時系列で紹介(記録)していきます。
ブログを「タイムライン型」で書くメリット
在庫車情報や納車式の様子などを個別で書いた場合と比較して
タイムライン型記事には以下のようなメリットが期待できます。
1)中長期的にアクセスアップに貢献できる
2)お店の対応やお客様の声などを1か所で紹介できる
3)顧客との距離を縮めるツールになる
1)中長期的にアクセスアップに貢献できる
通常、在庫車などの情報は、長くとも3ヶ月以内には
売却か在庫整理でホームページから消えていきます。
検索エンジンが新たなページに順位を与えて評価をする(順位が上がる)までの期間が
通常3ヶ月程度といわれていますので、在庫車情報はSEOに不向きと言われています。
マイカータイムラインのように時系列で紹介する形なら
単なる在庫車情報ではなく、「車の記録紹介」という形で数年単位で記事を残すことができます。
あとは内容さえしっかり作れば、アクセス数の底上げに中長期のスパンで貢献してくれる
記事をたくさん持てる、ということになります。
2)お店の対応やお客様の声などを1か所で紹介できる
タイムライン記事を書くことで、
通常バラバラにサイト内に配置されているコンテンツを
1か所で見せられるメリットがあります。
弊社が持つデータ上、車屋さんのサイトのアクセス一人あたりの
平均PV(何ページ見たか)は2~3ページほどです。
つまり、ユーザーは思っているほどサイトの中を移動していない
ということです。
検索エンジンからタイムライン記事に着地してもらえれば
1つのページでより多くのことを紹介できるため、作業の効率化にもつながります。
3)顧客との距離を縮めるツールになる
車販売のサイト、特に効果が出ている店舗でよく見かける手法として
サイトで顧客の紹介をしてロイヤリティを高める、というコンテンツ作りの手法があります。
タイムライン型記事は、整備記録とともに納車時~アフターフォローも記録できるため
顧客とお店の接点が増え、ロイヤリティも高める効果も期待できます。
実際にサンプル記事を書いてみました
———- ここからサンプル記事 ——————————
【題名】2013年式 ダイハツ タント 走行距離2万キロ
【仕入れ】2016年5月10日 仕入れ担当:〇〇
オークション出品表を見た時点でビビッときました。
人気の型で年式のわりに走行距離も少なく、修理歴もなしの2013年式タントです。
下見で内装の状態も確認して大満足、その後のオークションで
見事当店が落札いたしました。
【仕入れ後の整備内容】2016年5月20日
・室内清掃
・ポリマーコーティング
・ホイールクリーニング
元々キレイなお車でしたが
お客様にお喜びいただけるよう、隅々まで手を加えます。
室内とボディをキレイにした後、
少し汚れがついていたホイールをクリーニングしてピカピカになりました!
【ご商談】2016年5月24日
状態もよく、人気カラーだったこともあり
沢山のお客様からお問い合わせがありました。
【ご納車】2016年5月28日
店頭に並んだ2日目にご来店いただいた
〇〇市のA様がご購入くださいました。手続きも問題なく進み
ご購入の3日後にご納車することができました。
大阪府 A様よりコメント
「来店した際に実物を見て、すぐに気に入りました。
もう一台迷っていた車がありましたが、スタッフの方の説明に納得して
こちらに決めました。内装の状態も大変よく、乗り出しまでの手続きも
非常にスムーズで、気持ちの良い買い物ができました。」
A様、ありがとうございます。
これからアフターサービスで一生懸命サポートさせていただきます。
【アフターサービス】2018年5月1日
2年前のご購入から初めての車検にお越しいただきました。
大事に乗ってくださっているせいか、消耗品以外は目立った整備箇所もなく
車検総額も抑えることができました。
A様のお話では、
荷物も沢山積めるので、ちょっとしたアウトドアの時にも
便利だとのことです。
これからもぜひ大切に乗り続けていただけるように
当店がトータルでサポートさせていただきます。
———- サンプル記事ここまで ——————————
いかがだったでしょうか。
ブログを書いて、
お客様の声も更新して、
在庫車の出し入れもして、と個別に時間を取られずに済むので
担当作業者さんの手間や時間コストを削減しながら
記事を増やしていくことができます。
激選区の車販売市場で少しでも御社の利益につながれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。